さて、前回の続きでアーティストビザの話について具体的に書いてゆきます。
【アーティストビザの話①:ビザとは】
<弁護士探し>
『ビザ取得のためには、アーティストビザ専門の弁護士を雇うといいよ。』と言われ『えぇ!弁護士を雇う!?』と日本では全く馴染みのない状況に戸惑いました。が、実際作業を始めてみると英語問題に加え、1人で対応できる内容ではありませんでした。そして友達に2人の弁護士さんを紹介してもらい、これまでの経歴と作品ファイルをまとめ、まずは無料相談へ行くことにしました。
◇1人目の女性の弁護士さん
・英語コミュニケーション必須(アメリカ滞在4ヶ月目にして異様なハードルの高さ)
・書類の一部は自分で作る or 自分で作れない場合は追加費用で対応
◇2人目の男性弁護士さん
・アシスタントの方が日本人の女性
・ほとんどの書類を作成してくれる
両方の弁護士さんに『経歴的には十分取得可能だと思います。』と前向きな返事をもらえて歓喜!値段も2人目の方がお手頃だったので男性弁護士さんに決定!
気になる弁護士費用ですが、35万円だったという人もいれば70万円かかった。という話も聞きます。手続き内容は人それぞれですからね。わたしが支払った金額はこの値段の幅の中にありますが、なんにせよ大きい金額です。そしてビザが取得できなかったらこのお金が丸々ドブに流れることになります。
そう、一種の賭けなのです。
1年分の生活費を持ってアメリカに来てはいますが、弁護士費用については全く考えていなかったのでどうしたもんか!と思っていたら、母がこっそり父に伝えてくれたようで『そのお金出してやるじゃ。』と言ってもらい涙!
依存せず迷惑をかけず自由に生きる!がモットーなのですが『これはアーティスト人生をかけた戦いだ!』とここは全力で父母の力を借りて(モットーはいずこへ)、弁護士さんに費用を支払い、
いざ!戦いに出陣!!!
↑こんな無謀な挑戦を応援してくれて感謝であります。